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ウサギ小話番外編 病院のコロナ対策について

新年明けましておめでとうございます。

2回目の緊急事態宣言が出てすこし感染者数が落ち着いてきたようですが、まだまだ気を抜けない日々が続きますね。

今回は私の病院でのコロナ対策について、とくに換気について書いてみようと思います。

なみき動物病院の床面積は23坪(小さい動物病院です)

換気扇は10個ついています。普通の住居の2倍以上です。

もともと動物病院は動物の脱走防止のため、窓があっても診療中に開けることはありません。

その代わり、動物特有の臭いや、排泄物の臭いが残ると不都合なので、換気扇の数を多くして臭いが残らないように設計されています。

設計士さんはそこのところをよくわかっていて、要所要所にこれでもかと言うくらい換気扇をつけてくれました。

もし、新型コロナがなかったら、それぞれの換気扇を必要な時にまわせばよかったのですが、昨年3月から、わが病院の換気扇は診療時間中つねに全部まわっています。

けなげに皆頑張ってくれてます。

1回目の緊急事態宣言が出された時に、換気扇以外でもっと換気が出来るよう、大工さんに窓にステンレス製の網戸と格子をつけてもらいました。

ステンレス製の網戸は犬や猫が体当たりしても跳ね返されるほど丈夫で、診察中も窓を一部開放できるようになりました。

これで病院内の空気は数分ごとに入れ替わり、換気については自信をもって大丈夫と言えるでしょう。

この時期はエアコンを最強にしないと寒いのは仕方ないのですが。6台のエアコンを最強にして頑張ってます。

余談ですが、お金も殺菌しています。

高温で殺菌できるズボンプレッサーを使うと簡単に紙幣も硬貨も消毒できます。

病院で使用しているのはTOSHIBAのズボンプレッサーで90で15分かけると

ほとんどのウイルス、細菌が死んでくれます。

レジには消毒済のお金だけ入れてあるのでご安心ください。

このズボンプレッサーはとても便利で1万円ほどです。

おうちでいろいろ心配な方は是非つかってみてはいかがでしょうか。

お金以外にも衣類やマスクも消毒できますよ。

 

病院の猫「カオ」ちゃんです